
HOME > CICOM BLOG > アキバ在住アナリストのブログvol.8 アキバ・ロボット運動会2006(中)〜初公開や実用化間近のロボットが登場(11/15更新)
アキバ在住アナリスト、CICOM(サイコム)取締役の石原です。
今回はアキバ・ロボット運動会で展示されたロボットたちをご紹介しましょう。
まずはホビーロボットです。バンダイの「Net Tansor(ネットタンサー)」は今回初のお目見えとなりました。無線LANとインターネット経由で外出先のパソコンから遠隔操作が可能になり、自宅にいるペットなどの監視にも役立ちます。同じく12月発売のヴィストンの「RB2000」は鉄棒大車輪のパフォーマンスが圧巻でした。ABS樹脂の美しい外装をまとった京商の「MANOI」は運動性能に優れたAT01と表現力に優れたPF01 が展示され、初日には飛び入り参加によるチャレンジタイム3m走にも活躍しました。
福祉介護ロボットの出展も目を引きました。セコムの食事支援ロボット「マイスプーン」は、既に国内出荷が200台を超え、オランダなどにも輸出しているそうです。広島大学の「CHRIS(クリス)」は、人間の腕に流れる微弱な電気信号を捉え、意識するだけで車椅子や家電を操作でき、ハンディキャップのある人の手足になれます。知能システムのアザラシロボット「PARO」は、昨年に続いて可愛いしぐさで老若男女に癒しを提供していました。
実用化が期待されるロボットも披露されました。未来機械の窓拭きロボット「WallWalker(ウォールウォーカー)」は窓ガラスに吸い付いて自動清掃する優れもの。普及すれば高層ビルのゴンドラによる人手の清掃は無くなるかもしれません。名古屋工業大学の鬼ごっこロボット「ASKA」は、服の色に反応し、毎回のデモでは歓声を上げて逃げ回る子供を追いかけていました。将来は物流、監視、案内などへの応用が期待されます。協賛企業でもある鹿島建設は、振動制御システムや遠隔地にある物体の感触をネットワーク経由で手に伝えるロボットを展示していました。
また4日(土)の1日だけでしたが、5回のステージを勤めたホンダのASIMOは毎回人だかりに囲まれていました。ASIMOは86年から開発が始まって2000年に完成、今も進化し続けています。以前、開発者である本田技術研究所の広瀬上席研究員から、動物園に通って間接の動きを研究したという苦労話を聞きました。「高い目標、夢の実現に向かってチャレンジする精神」、「苦しい時だからこそ夢が必要」、「頂点で戦ってこそ技術は磨かれる」とのホンダの原点を垣間見ました。
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「ASIMO」はAdvanced Step in Innovative Mobility
さらに会場では、事前予約で人気だったイーケイジャパンと千代田区のロボット製作教室、ツクモロボット王国のロボットグッズの販売、ロボット関連の書籍が並んだ書泉コーナー、加賀電子のデバイス・キット展示にも人が集まり、SF作家の山本弘氏の講演会「SFにおける人間とロボットの愛の歴史」は熱狂的なファンで満杯でした。
「アキバ・ロボット運動会2006(下)〜
1万人がロボットに触れ、楽しんだ3日間」 のページはこちら
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ロボットによる聖火点灯・選手宣誓で開幕」 のページはこちら
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